公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座

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公認会計士高田直芳:正規分布曲線や中心極限定理を扱えないコスト管理のお粗末

正規分布曲線や中心極限定理を扱えないコスト管理のお粗末『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 世界を読みとく数学入門日常に隠された「数」をめぐる冒険角川学芸出版 小島 寛之Amazonアソシエイト by 上掲書165ページに、次の文章があります。 …

公認会計士高田直芳:数学嫌い会計嫌いには理解できない世界

「数学嫌い・会計嫌い」には理解できない世界 管理会計や経営分析の世界で、絶対的通説として君臨するCVP分析。 損益分岐点分析、限界利益分析、線形回帰分析とも呼ばれます。 その「理論的な愚かさ」を嘲笑(あざわら)うために編み出したのが「タカダ式操…

公認会計士高田直芳:工事進行基準と工事完成基準は粉飾決算の巣窟なり

工事進行基準と工事完成基準は粉飾決算の巣窟なり『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 いま、いくつかの企業で、原価計算コンサルティングや管理会計コンサルティングを手掛けています。 コンサルティングの概要はこちら【高田原計/旧・原価計算工…

公認会計士高田直芳:【高田原計/旧・原価計算工房】と【タカダ式コンサルティング】

【高田原計/旧・原価計算工房】と【タカダ式コンサルティング】 【高田原計】のお問い合わせをしばしば受けるので、以下では、【高田原計】と【タカダ式コンサルティング】とを合わせた概要を紹介します。 【高田原計】というのは、管理会計と原価計算を兼…

公認会計士高田直芳:外資系コンサルティングファームを人差し指一本で投げ飛ばす

外資系コンサルティングファームを人差し指一本で投げ飛ばす『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 先日、某上場メーカーから問い合わせがありました。 似たような問合せが、私(高田直芳)のところへ、しばしば寄せられます。 その共通項を以下で紹…

公認会計士高田直芳:会計や監査で統計学を活用するために必要なこと

会計や監査で、統計学を活用するために必要なこと 現在、いくつかの上場企業において、原価計算コンサルティングや管理会計コンサルティングを手掛けています。 その過程で、厄介な存在になっているのが、予実差異分析。 コストを例に取ると、実績が予算を上…

公認会計士高田直芳:権威主義にまみれた管理会計や原価計算制度が、カイゼン活動の足を引っ張る

権威主義にまみれた管理会計や原価計算制度が生産管理やカイゼン活動の足を引っ張る 前回ブログ『売上値引という「隠れ変動費」に気づかぬ財務会計システムの愚かしさ』では、次の問題点(要旨)を指摘しました。 【資料1】現在の原価計算システムや管理会…

公認会計士高田直芳:売上値引という隠れ変動費に気づかぬ財務会計システムの愚かしさ

売上値引という「隠れ変動費」に気づかぬ財務会計システムの愚かしさ 数多くの企業を訪ね歩いて、管理会計システムが描くCVP分析(損益分岐点分析)や、原価計算システムが描く公式法変動予算を見聞きするたびに、「『理論上の瑕疵』を理解せずに、なんと…

公認会計士高田直芳:勘定連絡図に上場企業の力量の小ささが大きく現われる

勘定連絡図に、上場企業の「力量の小ささ」が大きく現われる[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析 補足説明 原価計算システムや管理会計システムと称するものは、すべからく「勘定連絡図」というものを作成する機能を備えています。 一例を示すと、次の【…

公認会計士高田直芳:有償取引と循環取引のああ勘違い

有償取引と循環取引の、ああ勘違い[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析 補足説明 「会計知のない人」が陥る錯覚の一つに、有償取引(無償取引を含みます)と、循環取引との混同があります。 部品や材料を有償支給(または無償支給)する取引は正当なもの…

公認会計士高田直芳:監査法人よ会計監査の力量と矜持を見せてくれ

監査法人よ、会計監査の力量と矜持を見せてくれ『高田直芳の実践会計講座 原価計算』 補足説明 法人税基本通達5-3-3では、次の定めがあります。 【資料1】法人税基本通達5-3-3(原価差額の調整を要しない場合)原価差額が少額(総製造費用のおお…

公認会計士高田直芳:原価データを粉飾する上場メーカーが存在する

原価データを粉飾する上場メーカーが存在する『高田直芳の実践会計講座 原価計算』 補足説明 もうすぐ3月決算を迎えます。 IFRS基準(国際会計基準)の影響で、12月決算へ変更する上場企業が多くなったとはいえ、やはり3月31日は一つの節目です。 …

公認会計士高田直芳:なんとかの一つ覚えの経営分析

なんとかの一つ覚えの経営分析[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析 補足説明 2015年の暮れに出版社から、旧版『決定版 ほんとうにわかる経営分析』の校正原稿が届いたので、年末年始を利用して赤ペンを入れていました。 次に掲げる旧版を出版したの…

公認会計士高田直芳:繁忙期は善で閑散期は悪なのか

繁忙期は「善」で、閑散期は「悪」なのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 来月は師走。 多くの企業で、クリスマス商戦や年末商戦という繁忙期を迎えることでしょう。 ということで、企業経営者から実務担当者に至るまで、私から質問です。 繁忙…

公認会計士高田直芳:『実践会計講座 原価計算』正誤

『高田直芳の実践会計講座 原価計算』正 誤 次の拙著に、正誤があることを、すっかり忘れていました。 高田直芳の実践会計講座原価計算日本実業出版社 2010-05-01 高田 直芳Amazonアソシエイト by 上掲の書籍609ページ「32-1-5 法人税法の原価差損…

公認会計士高田直芳:三菱重工業の商船事業はなぜ失敗したのか

三菱重工業の商船事業は、なぜ失敗したのか『決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 第2版』補足説明 現代の管理会計や経営分析には「重大な瑕疵」があり、それに基づいて経営戦略を展開すると見事に失敗することを、拙著や本ブログで再三、警告してき…

公認会計士高田直芳:原価差額の異常値を隠蔽する企業が相当数あるという仮説

原価差額の異常値を隠蔽する企業が相当数あるという仮説『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 予定原価(または標準原価)から、実際原価を減算すると、原価差異の金額(原価差額)を求めることができます。 操業度差異を除く原価差額(予算差異等と…

公認会計士高田直芳:実務で役立たない固定費の分類

実務で役立たない「固定費の分類」『決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 第2版』補足説明 毎日新聞の記事に、次のような笑い話がありました。 毎日新聞2014年9月27日無人島に流れ着いた物理学者と化学者と経済学者が缶詰を見つけたが、缶切り…

公認会計士高田直芳:直接原価計算・活動基準原価計算・原価企画は、なぜ、破綻するのか

直接原価計算・活動基準原価計算・原価企画はなぜ、破綻するのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 次の関連ブログでは、上場企業3千社や中堅中小企業100万社で採用されている予定原価計算や標準原価計算には「理論上の瑕疵」があり、実務面…

公認会計士高田直芳:予定原価計算や標準原価計算は、破綻するのか、しないのか

予定原価計算や標準原価計算は破綻するのか、しないのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 現在の管理会計論の基礎をなすCVP分析(損益分岐点分析&限界利益分析)が、理論面で見事に破綻していることについては、次の新日本法規財団 奨励賞 …

公認会計士高田直芳:予定原価や標準原価に隠された「重大な瑕疵」に気づかぬ上場3千社

予定原価や標準原価に隠された「重大な瑕疵」に気づかぬ上場3千社『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 上場企業3千社に限らず、中堅中小企業100万社のほぼすべてで、予定原価(以下、標準原価を含みます)に基づいたコスト管理が行なわれてい…

公認会計士高田直芳:大正9年から時が止まったままの原価管理制度

大正9年から時が止まったままの原価管理制度『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 前回のブログ『大正9年から時が止まったままの管理会計』では、現在の管理会計論が、大正9年(1920年)から何一つ進歩していないことを紹介しました。 元号は…

公認会計士高田直芳:大正9年から時が止まったままの管理会計

大正9年から時が止まったままの管理会計『決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 第2版』補足説明 書籍などを執筆している過程で、ふと思ったことがあります。 管理会計や経営分析などの世界で、絶対的通説として君臨している損益分岐点分析(CVP分…

公認会計士高田直芳:経済産業省と中小企業庁の野望が見え隠れ

経済産業省と中小企業庁の野望が見え隠れ 中小企業庁のウェブサイト『5.4 直接原価方式による損益計算書の作成・計算手順』では、費用を固定費と変動費とに分解する例が示されています。 これを「勘定科目法による固変(こへん)分解」といいます。 この分…

公認会計士高田直芳:原価差額を理解せずにコスト削減に取り組む企業の愚かさ

原価差額を理解せずにコスト削減に取り組む企業の愚かさ『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 関連ブログ『在庫の「作り溜め」で逃げ切った人たちの高笑いが聞こえる』では、「原価差額は、雑多な集合体であり、こんなものに、「より精緻な方法」を…

公認会計士高田直芳:管理会計や原価計算を知らない人たちは今日も騙され続ける

管理会計や原価計算を知らない人たちは今日も騙され続ける『ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 第2版』補足説明 今回は、東芝の第三者委員会調査報告書「第3章 映像事業における経費計上等に係る会計処理」を学びましょう。 調査報告書に、次の記述があ…

公認会計士高田直芳:在庫の作り溜めで逃げ切った人たちの高笑いが聞こえる

在庫の「作り溜め」で逃げ切った人たちの高笑いが聞こえる『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 今回は、東芝の第三者委員会調査報告書(要約版)「第5章 ディスクリート、システムLSIを主とする半導体事業における在庫の評価に係る会計処理」に…

公認会計士高田直芳:バイセル取引とマスキング価格の裏に潜む怪物

バイセル取引とマスキング価格の裏に潜む怪物『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 先日、経済雑誌最大手の人と、話をしました。 その1週間前に、在京テレビ局の経済部の人と、話をしました。 話題は、東芝問題。 東芝問題を語るだけなら、栃木県に…

公認会計士高田直芳:有償支給のカラクリはどのようにして悪用されるのか

有償支給のカラクリは、どのようにして悪用されるのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 東芝問題で話題となった、部品や材料の有償支給。 専門家からすれば当たり前の会計処理なのですが、初めて聞く人にとっては、何が何だかわからぬ話。 有償…

公認会計士高田直芳:単一工程管理より工程別管理のほうが優れているのか

単一工程管理より工程別管理のほうが優れているのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 上場企業や大企業を訪ねると、そのほとんどで、工程別の生産管理や、工程別の原価計算に出くわします。 これらの「工程別」のルーツって、どこにあるか知って…

公認会計士高田直芳:東芝の不適切会計問題ってそんなに大騒ぎするものなのか

東芝の不適切会計問題ってそんなに大騒ぎするものなのか 2015年7月9日付の日本経済新聞では、「不適切会計では総額で1700億~2000億円の営業利益の減額修正が必要となる見通し」とありました。 1億円の札束は約10キログラムの重さなので、…

公認会計士高田直芳:CVP分析の固定費はなぜマイナスになるのか

更新:2016/09/06CVP分析(損益分岐点分析)の固定費はなぜ、マイナスになるのか 先日、東京へ向かう東北新幹線の車中で、日本経済新聞社のeラーニングの担当者からメールが届きました。 受講者からの質問でした。 そのeラーニングの中で私が紹介してい…

公認会計士高田直芳:在庫の評価減?その話ちょっと待った!

在庫の評価減? その話、ちょっと待った! 2015年6月23日付の日本経済新聞では、東芝の在庫に係る評価減の記事が掲載されていました。 【1面】東芝は2012年の工場再編時、供給維持のため在庫を多く持ったが、売れ行きは低調。にもかかわらず将来…

公認会計士高田直芳:利益の先食いを誘引させる部品材料の有償支給

「利益の先食い」を誘引させる、部品材料の有償支給『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 本ブログ記事は、次のブログ記事に続くものです。 【関連ブログ】東芝で今度は「利益の先食い」と「評価減の先送り」 上記の関連ブログで掲載した、2015…

公認会計士高田直芳:原価計算や管理会計のシステムは何故、複雑怪奇なのか

原価計算や管理会計のシステムはなぜ、複雑怪奇なのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 公認会計士という職業柄、様々なシステムに触れる機会があります。 そのたびに抱く疑問があります。 巨額の資金を投じて、どうして、こんなに複雑怪奇なシ…

公認会計士高田直芳:あなたがたには原価計算や原価管理などわかるまいという暴言

「あなたがたには原価計算や原価管理などわかるまい」という暴言『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 東芝の「不適切な会計処理」問題に関して、日本経済新聞では次の記事が掲載されていました。 本社の経理部門は受注時の総原価の見積もりには関与…

公認会計士高田直芳:固定費を削減すると業績は回復するのか【シャープの場合】

固定費を削減すると、業績は回復するのか【シャープの場合】 2015年5月15日付の日本経済新聞では、シャープの高橋社長との一問一答が掲載されていました。 一部を引用すると、次の【資料1】の通り。 【資料1】シャープの高橋興三社長との一問一答シ…

公認会計士高田直芳:不適切な会計処理【東芝の場合】

不適切な会計処理【東芝の場合】 「粉飾・逆粉飾」という表現ではなく、「不適切な会計処理」という表現が用いられるようになったのは、2005年あたりから。 日本公認会計士協会が2005年3月に、「情報サービス産業における監査上の諸問題について」…

公認会計士高田直芳:アマゾンのタイムセール『実践会計講座 原価計算』が55%引き!

アマゾンのタイムセール『実践会計講座 原価計算』が55%引き! こういう破格のセールスもあるのだなと。 次の拙著について、5月8日にアマゾンで、1日限りのタイムセールが行なわれました。 高田直芳の実践会計講座原価計算高田 直芳 20冊限定で、定…

公認会計士高田直芳:CVP分析(損益分岐点分析)と、タカダ式操業度分析の比較

CVP分析(損益分岐点分析)とタカダ式操業度分析の比較 次の受賞論文は、CVP分析(損益分岐点分析)を、「瑕疵ある理論」として一刀両断に斬り捨てたものです。 新日本法規財団 奨励賞 受賞論文『会計学と原価計算の革新を目指して』(PDF 32枚)…

公認会計士高田直芳:日本のメーカーを撹乱させたスループット会計

更新:2016/09/06日本のメーカーを撹乱させたスループット会計『決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 第2版』補足説明 従前ブログで、バックフラッシュ原価計算の話をしました。 【関連ブログ】バックフラッシュ・コスティングの裏事情 そのときに感…

公認会計士高田直芳:安価な原価計算システムを導入する方法

安価な原価計算システムを導入する方法『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 上記タイトルのような質問があった場合、答えは「あります」。 原価計算を解説した書籍を購入し、米マイクロソフト社の表計算ソフトExcelを使って、自分で制作するこ…

公認会計士高田直芳:タカダ式操業度分析の学びかた【要旨】

タカダ式操業度分析の学びかた【要旨】 私が執筆した学術論文が、「新日本法規財団 奨励賞」を受賞したことは、このブログでも紹介しているところです。 その論文の「要旨」が、新日本法規財団のウェブサイトで公開されています。 新日本法規財団 奨励賞 受…

公認会計士高田直芳:バックフラッシュ・コスティングの裏事情

バックフラッシュ・コスティングの裏事情『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 国内では「バックフラッシュ原価計算」の呼び名のほうが通用しています。 原価計算論の後半に登場する理論です。 JIT(ジャスト・イン・タイム)の生産方式を採用す…

公認会計士高田直芳:タカダ式操業度分析の学びかた【書籍編】

タカダ式操業度分析の学びかた【書籍編】 「タカダ式操業度分析の仕組みが、よくわからない」という問合せを、しばしば受けます。 「タカダ式操業度分析って何?」と疑問に思われる人がいるかもしれません。 タカダ式操業度分析は、次の論文で受賞の栄誉を得…