公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座

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公認会計士高田直芳:株式投資の極意【ファナックトヨタ自動車】

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「極意」なんてものがあるのかどうか。 もし、そのようなものがあるのなら、みんな「株長者」になっています。
デイトレーダーのような短期投資に、かつては挑んだことがあります。 本業のほうが忙しくて、1日に何十回もの取引を行なうのは不可能でした。
それに、ダイヤモンド・オンライン「大不況に克つサバイバル経営戦略」の連載を執筆しているときに、企業業績に基づいて中期投資や長期投資に取り組むのが、失敗する確率が最も低い、ということを学びました。 株式投資に極意があるとしたら、「勝つ確率」ではなく、「負けない確率」を追うことでしょう。
そのときに重要なのが、「財務諸表数値に対する分析」と、「定性的情報の読み込み」。 「財務諸表数値に対する分析」は、次の書籍を参照していただくとしましょう。 「定性的情報」は、事前の予測がつかないのが難しいところ。 例えば、ファナック。 同社の業績が絶好調なのは、誰もが認めるところ。 ただし、同社の株価はいままで天井感があり、しかも投資家への啓蒙活動に消極的な印象がありました。 ところが、2015年3月13日に、株主との対話窓口を作ったり、株主配分を重視したりする方針が公表されると、上場来高値をあっさり更新。 定性的情報だけで株価が上がるなんて、びっくりしてしまいます。 これも株式投資の妙味なのでしょう。 例えば、トヨタ自動車。 2015年1月に、燃料電池車(FCV)の関連技術を開放することで、イノベーションを加速する、という試みに乗り出しました。 ただし、ニッサンやホンダに、トヨタの特許技術を利用しようという気はないようです。 「技術のホンダ」を自負する企業が、トヨタの軍門にくだる可能性は低いし。 ニッサンは、電気自動車のほうで忙しいし。 第2弾の手を打たないと、トヨタの面子、丸つぶれになるかも。 そのとき、トヨタの株価は、どう反応するか。 財務諸表数値の外で展開される「定性的情報」を読み込むのは難しい。
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