公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座

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公認会計士高田直芳:ピケティ『21世紀の資本』

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ピケティ『21世紀の資本』

上記タイトルにある書籍について、都内の大型書店で平積みされ、山積みとなっているのを何度も見かけました。 でも、手にとって読むことはしませんでした。
なぜだろう。 かつて、アルビン・トフラー第三の波』や、エズラ・ヴォーゲルジャパン・アズ・ナンバーワン』のときは、先を争うようにして読んだものなのに。
理由の1つめとして考えられるのは、メディアの姿勢が「売らんかな」の便乗商法に見えてしまったこと。
ピケティ教授が主張するグローバル課税が、どれだけ非現実的なものかは、多くの人が理解しているはず。 タックス・ヘイブン租税回避地)さえ規制がままならぬというのに、グローバル課税などできるわけがありません。 なお、タックス・ヘイブンのヘイブンは、haven(回避地)です。 heaven(天国)ではありません。 理由の2つめは、今ではオトナになって、ブームに乗り遅れることに、焦りを感じなくなってしまったこと。 『21世紀の資本』の内容が、不易流行のものであるならば、半年経っても1年経っても、議論されているでしょう。 それから読んでも遅くはないはず。 ところがというべきか、案の定というべきか。 ピケティ教授が離日した途端、書店で山積みされていた書籍が、隅のほうへと移動していました。 ピケティ・ブームはやはり、「売らんかな」で終わってしまうようです。 もし、二度目の来日があっても、もはや誰も騒がないのではないかな。 私は、ピケティ教授の話よりも、マンキュー教授の次の話のほうを支持します。
富裕層から貧困層へ政府が所得を再分配すると、厳しい労働に対する報酬を低下させてしまう。その結果、人々は労働に対する努力を怠るようになるので、財・ザービスの生産も減少してしまうことになる。つまり、政府が経済のパイをより平等に切り分けようとすると、経済のパイそのものが小さくなってしまうのである。
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