公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:財務会計とスマートフォンの閾(いき)限界


財務会計スマートフォンの閾(いき)限界

専門書を読んでいると、ときどき「これって何?」と、とまどう語に出くわすことがあります。 例えば企業会計基準委員会『財務会計の概念フレームワーク』を見ると、「閾限界」という語が登場します。(第2章本文2項)。
閾(いき)というのは、「敷居」のこと。
例えば、1粒の米を、指に乗せただけでは重さを感じません。 でも、100粒の米であれば、それなりの重さを感じます。 そうなると、1粒と100粒の間に、重さを感じる「粒の数」があることになります。 その数の一歩手前の敷居となるのが、閾限界。 それがどうして、財務会計と関係があるのかは、『財務会計の概念フレームワーク』の内容が難解すぎて、よくわかりません。 これも閾限界の例になるでしょう、というのが、スマホや携帯電話の着信音。 高校生は、自らの着信音として、モスキート音をインストールしていることが多い。 モスキート音とは、蚊の「ブーン」と飛ぶ音のこと。 17キロヘルツくらいの周波数です。 人は30歳を超えると、聴力が低下するので、15キロヘルツ以上の音が聞こえなくなります。 すなわち、17キロヘルツのモスキート音は聞こえなくなる。 そこで高校生は、スマホや携帯電話の着信音に、17キロヘルツのモスキート音を仕込むことによって、授業中、教師には聞こえないようにしているのです。 この場合、15キロヘルツの周波数が、30歳を超えるオトナたちにとっての閾限界になります。 テレビの音声は、高齢者にも確実に聞こえるようにと、15キロヘルツを超えないようになっているそうです。 閾限界を利用して、人の潜在意識に訴えようというのが、サブリミナル効果