公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:社内公安って存在するのだろうか


「社内公安」って、存在するのだろうか

日本経済新聞で、次の記事が掲載されていました。

アステラス製薬中外製薬、外食大手のロイヤルホールディングスは不正を摘発するノウハウを持つ「公認不正検査士」(CFE)という資格を持つ専門家を用いている。  CFEは会計の専門知識と犯罪捜査官のノウハウを併せ持つ。国家資格ではないが、犯罪学や法律に精通する。膨大なデータの中から証拠を探り出す「フォレンジック」と呼ぶ技術を使い、消されたメールやデータを復元するなどして不正の証拠を突き止める。

日本経済新聞、2015年7月24日

フォレンジックは法医学、科学捜査の意味。デジタル鑑識はキーワードを使うなどして膨大な数のメールの中から重要なものを抽出する最先端の技術だ。証拠隠滅でメールを消しても、サーバーなどのデータを復元して調べるので逃げられない。

日本経済新聞、2015年7月29日

まぁ、その必要性は、わからないわけではないのですが。 こういうのを「企業内公安」または「組織内公安」と呼ぶのでしょう。 ただし、度が過ぎると、いろんなものが、地下に潜るリスクがあります。 「.co.jp」のメルアドを用いた業務連絡が、激減するのではないのかな。 それに代わって、個人のメールアドレスが使われることになるのでしょう。 個人のメルアドであれば、通信の秘密(憲法21条2項)によって、社内公安でも手を出せないわけだし。 公安というのは、完璧な性悪説に立つ組織。 フォレンジックが、「苛政は虎よりも猛し」とならなければいいのだけれどね。
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