公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:『B型陳情団』奥田英朗


『B型陳情団』
奥田英朗


東京・神田の古本屋で見つけた1冊。 奥田英朗は、お気に入りの作家。 1990年発行だから、30歳をすぎた頃のエッセイ集。
毒舌というか、暴言の数々。 1980年代の女性アイドルグループを、「置屋のやり手」だなんて。 これでもまだ、ソフトな表現なので、恐れ入る。
放送禁止用語差別用語のオンパレード。 いまの時代であれば、セクハラものとして糾弾されてしまいます。
光彩を放つ言葉が随所にあふれるのは、さすがというべき。

どうして多くの日本人に想像力が欠如しているかというと、それはもう、同質社会の弊害にほかならない。

小さい頃から単一の価値観で育っているため、価値観を異にする人が現われても気づかないし、気づこうともしないのである。

『B型陳情団』19ページ
先日の日本経済新聞で、夫婦別姓に関して次の記述がありました。

反発する人の声から「自分と違う価値観を持つ人間が、とにかく許せない」との響きを感じることがある。しかし幸せを計る基準は人それぞれだ。さまざまな物差しを持つ人々がのびやかに活躍できてこそ、この国の未来が開ける。

日本経済新聞、2015年11月4日
メディアは建前を振りかざし、市井は現実の本音に立ち竦む、といったところでしょう。
全国の地方土産物店には、なぜ、木刀が売られているのか。 自民党政権の、国家的な謀略があったとは、なるほどねぇ。
──ってか、そんなわけ、あるかいっ! そんなこんなの、ツッコミどころ満載です。
中央官庁や大企業の看板を背負った人たちは、総じて態度が大きい。 それに関して──、
大看板の庇護がなく、フリーランスだったら、どこまでそのデカい態度を押し通せることやら。
『B型陳情団』224ページ
的を射た話。
直木賞受賞は2004年。 『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』は、傑作です。 電車の中で読んではいけない。
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