公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座

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公認会計士高田直芳:ブラック・ショールズ・モデルと管理会計&経営分析の融合を目指して

タカダ式操業度分析vs.古典派会計学 すべてを表示 人工知能AI ファイナンス 会計物理学

『ブラック・ショールズ・モデル』と
管理会計&経営分析の融合を目指して


上記の書籍をアマゾンで購入したのは2008年頃。
次の拙著を執筆しているとき、指数関数・微分積分・確率統計などの知識を豊富に身に付けていたことから、執筆作業と並行して、上掲の書籍に収録されている「ブラック・ショールズ・モデル」を独習しました。 『金融工学/野口悠紀雄著』を購入した動機は、「管理会計や経営分析に、『ブラック・ショールズ・モデル』を応用できないだろうか」と考えたから。
「ブラック・ショールズ・モデル」とは、次の【資料1】の方程式で表わされるものです。
【資料1】
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上記【資料1】の「ブラック・ショールズ・モデル」は、1997年にノーベル経済学賞を受賞した理論です。 その後、「ブラック・ショールズ・モデル」は様々な紆余曲折を経ますが、【資料1】の方程式が指し示す方向性は、管理会計や経営分析に応用できるはずだ、と私(高田直芳)は考えました。 結論から述べると、『管理会計&経営分析 + ブラック・ショールズ・モデル = タカダ式確率微分方程式』という形で、応用できました。
ただし、タカダ式確率微分方程式は難解そのものであり、このような原稿を書いたところで、出版社は到底、受け入れてくれるはずもなし。 私のような「野に下った実務家」が、タカダ式確率微分方程式を駆使した学術論文を作成したところで、それを受け付けてくれるところなどあるはずもなし。 ノーベル経済学賞を受賞した理論とはいえ、著作権の二次使用がどうなっているのかも、わからないし。 「象牙の塔」に論文を持ち込んだら、業績を横取りされるのがオチです。 それならいっそ、お蔵入りさせたほうが、マシというもの。 そもそも、『会計&ファイナンスのための数学入門』に掲載している「タカダ式操業度分析」や「最適キャッシュ残高方程式」などでさえ、指数関数・微分積分・確率統計のオンパレードであり、理解するのが難しい。
ちなみに、『会計&ファイナンスのための数学入門』に収録している方程式の一部を示すと、次の【資料2】の通り。 すべて、私(高田直芳)のオリジナルです。
【資料2】
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かつて、「象牙の塔」に棲む人物から、「こういうものは、しかるべきところのレビューを受けて、公表すべきものだ」というクレームを受けたことがありました。 バカバカしい。
上記【資料2】の「タカダ式操業度分析で用いる方程式」は、『会計&ファイナンスのための数学入門』187ページなどに掲載しています。 次の受賞論文でも掲載しています。
上記【資料2】の「最適キャッシュ残高方程式」は、『会計&ファイナンスのための数学入門』213ページなどに掲載しています。 「最適キャッシュ残高方程式」を在庫に応用するときは、「ランニング・ストック方程式」と名を変えます。 上記【資料2】の「タカダ・デフレーター」は、『会計&ファイナンスのための数学入門』132ページで説明しているように、「季節変動」と「一時的なブーム」とを区別して認識するための方程式です。 上記【資料2】の「ベンチャー企業が生き残る確率」方程式は、次の関連ブログで説明しています。
【関連ブログ】
上記【資料2】に示す方程式はすべて、私(高田直芳)が、独自に編み出したものです。 日本だけでなく、欧米の学術論文や書籍にも存在しない方程式です。
ときどき、オリジナルの方程式を何一つ編み出すことなく、「ブラック・ショールズ方程式」を、管理会計や経営分析に「役立てよう!」と主張する人がいます。 また、オリジナルの方程式を何一つ編み出すことなく、「最適現金預金残高」や「最適在庫」を語る人がいます。 これらの人たちを、“ Armchair Theory Teller ”(机上の空論を語る人)といいます。 さらに厄介なのは、他人の理論を物真似して憚(はばか)らない人たちがいることです。 2012年にノーベル生理学医学賞を受賞した山中伸弥先生の言を拝借するならば、「阿倍野の犬実験」というべきなのでしょう。
【関連ブログ】
ところで、『金融工学/野口悠紀雄著』98ページでは、いわゆるMM(モジリアーニ・ミラー)理論に基づいた「最適資本構成問題」を紹介しています。 数多の経済学者たちが解決できなかった最適資本構成問題を、私は『会計&ファイナンスのための数学入門』202ページで解き明かしました。 上記【資料2】の「タカダ式企業価値方程式」を用いて展開する理論を、「最適資本構成タカダ理論」といい、これも私(高田直芳)の完全オリジナルです。
上記【資料2】の方程式が、【資料1】の「ブラック・ショールズ方程式」に何となく似ているのは、いずれも高校のときに学んだ「数学」という共通言語で組み立てられているからです。
【関連ブログ】
今もなお、お蔵入りとしている『管理会計&経営分析 + ブラック・ショールズ・モデル = タカダ式確率微分方程式』は、【資料2】の方程式に、【資料1】の「ブラック・ショールズ方程式」を組み込んだもの。 いまから100年後くらいに、人工知能AI が、タカダ式確率微分方程式を導き出すかも。 実務家である私には学問の発展に貢献する義務などないので、文字通り百年河清を俟たせていただくことにします。 「象牙の塔」の中で権威を振りかざす人たちや、人工知能AI に職を奪われるのではないかと恐れおののく人たちを尻目に、孤高であるのは、存外、楽しい。
【追記】 別のブログ『文系のための数学教室 小島寛之』の【引用6】で、ブラック・ショールズ・モデルに関して、何とも苦々しいエピソードが紹介されていました。 こういうエピソードを知ると、「タカダ式確率微分方程式」を公表する気がまったく失せる、というものです。