公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:NHK高校講座・簿記の難易度


NHK高校講座
「簿記」の難易度


簿記を初めて学ぶ人にとって、無難な滑り出しだといえます。
ただし、理論的な背景や体系の説明を端折っているために、講座の内容に面食らっている人が、少なからずいると推測しています。
まず、講座の第1回で、「純資産」ではなく、「資本」の語を使うと宣言していました。 これって、その理由を知らされない初級者は、混乱してしまうかも。
なぜ、「純資産」ではなく、「資本」なのか。
その理由は、次の拙著100ページの、上から16行目以降で説明しています。
次に、「財産法」と「損益法」について。 NHKの講座では、貸借対照表の「財産法」を先に説明し、損益計算書の「損益法」を後で説明しています。 しかし、決算書や財務諸表の仕組みを、初級者に理解してもらうためには、損益計算書の「損益法」を先に取り上げて、「もうけ」を説明したほうがわかりやすい。 それにもかかわらず、NHKの講座は、なぜ、貸借対照表の「財産法」を先に説明しているのか。 その理由は、上掲の拙著63ページの、下から3行目以降で説明しています。 理論的な背景や体系を知らずに、NHKの講座を視聴すると、う~ん、すでに半分以上は脱落しているのではないかな、と懸念するのであります。