公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 補足説明もう1つ

表題の書籍について、もう1つ、補足説明を行ないます。
決定版 ほんとうにわかる管理会計&戦略会計
高田 直芳 2014年10月 第2版
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同書551頁〔図表25-2〕の1年目にある「法人税額80,000円」について、552頁では「税務署から返してもらえるとみなします」とあります。
これは字句通り「みなしている」のであって、実際に税務署から、80,000円を返してもらえるわけではありません。
他に80,000円を超える支払いがある場合、それと相殺されることになります。
ここで注意してほしいのは、他と相殺するかどうかは、このプロジェクト単体には影響がないことです。
551頁〔図表25-2〕は、「法人税額80,000円」を加味した「正味DCF492,420円」で、プロジェク単体の是非を判断します。 そして、これは「担当者の視点」になります。
それに対して、1年目の「法人税額80,000円」が、他と相殺されて、企業全体で節税効果があるかどうかは、社長などの「経営幹部の視点」になります。
そうした視点の相違で、プロジェクトの妥当性を評価する必要があります。