公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』青崎有吾


『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』
青崎有吾


従前ブログ『体育館の殺人』では、登場人物を全員、男子高校生に置き換えても、話の本筋が成り立つストーリーでした。 薔薇族の展開になるかどうかは、ともかく……。
第2作『水族館の殺人』に続く、今回の第3作『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』は、学園ミステリーの風味が強く出ており、個人的にはお気に入りの部類。
風ヶ丘高校の周辺で暗躍する人たちの存在が、黒々とした予感を抱かせます。 まさか、百合族が跋扈することはないよなと。
学園ミステリーとしては、米澤穂信の「古典部シリーズ」が抜きん出ていたと思っていたのに、なかなかどうして、青崎作品も捨てがたい。
社会問題をもっと強く盛り込んだら、大きな文学賞を獲れるかも。 推理の技巧にとどまっていないので、将来、大化けするのではないか、という期待感を持たせてくれます。 ただし、作家の力量だけでなく、それをフォローする編集者の力量も必要でしょうけれど。
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