公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座

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公認会計士高田直芳:D/Eレシオと加重平均資本コスト率WACCとの関係


D/Eレシオと
加重平均資本コスト率WACCとの関係


次の【資料1:関連ブログ】では、その下にある【資料2】の条件を用いて、加重平均資本コスト率(Weighted Average Cost of Capital:WACC)= 3.8%を求める方法を紹介しました。
【資料1:関連ブログ】
【資料2】

  1. 他人資本

    1. 金額 800,000円

    2. 他人資本コスト率 5%(約定金利

  2. 自己資本

    1. 金額 200,000円

    2. 自己資本コスト率 5%

  3. 法定実効税率 30%
加重平均資本コスト率を求めるには通常、他人資本コストと自己資本コストを足し合わせ、それを使用総資本で割って求めます。 他人のモノマネが大好きな人たちが採用する計算方法です。
それに対し、【資料1:関連ブログ】では、熱統計力学で用いられる次の【資料3】(1) の方程式に、同 (2) のエネルギー保存の法則を用いることによって、加重平均資本コスト率3.8%が求められることを証明しました。
【資料3】
注目したいのは、【資料3】(2) にある「エネルギー保存の法則」。 この法則を、【資料1:関連ブログ】で説明したように、他人資本自己資本に当てはめると、次の【資料4】の展開となります。 なお、比熱 c を省略します。
【資料4】タカダ式D/Eレシオ
画像
上記【資料4】(3) のように、百分率だけで組み立てた式を、「タカダ式D/Eレシオ」と呼びます。
D/Eレシオの実績値は、一般的には、他人資本( debt )を自己資本( equity )で割って算出されます。 上記【資料2】の金額を用いるならば、D/Eレシオの実績値は、【資料5】のように、4倍として計算されます。
【資料5】
    D/Eレシオの実績値
       800,000円 
      200,000円
      =4倍
      (注)スマホでは、分数式は正しく表示されません。
他人のモノマネが大好きな人たちは、【資料5】で計算します。 私(高田直芳)が創設した会計物理学では、どのように計算するか。 上記【資料4】(3)式の「タカダ式D/Eレシオ」を用い、【資料6】のように計算します。
【資料6】
    タカダ式D/Eレシオの実績値
      自己資本コスト率 5% - WACC 3.8%)
      (WACC 3.8% - 他人資本コスト率 3.5%)

      =4倍
      (注)スマホでは、分数式は正しく表示されません。
上記【資料6】の最大の特徴は、金額を一切用いることなく、加重平均資本コスト率・他人資本コスト率・自己資本コスト率という「率」だけで、D/Eレシオの実績値を計算できてしまう点にあります。 これが【資料4】(3)式の「タカダ式D/Eレシオ」の特徴です。
利率だけでD/Eレシオの実績値を計算できるなんて、いままで誰も思いつかなかった。 それを明らかにするのが、会計物理学です。 上記【資料1:関連ブログ】では、会計物理学から導かれる命題を2つ紹介しました。 今回は、3つめの命題を次の【資料7】に掲げます。
【資料7】会計物理学における命題
  • タカダ式D/Eレシオは、金額に依存せず、加重平均コスト率・他人資本コスト率・自己資本コスト率といった「百分率」の組み合わせだけで算出できる。
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