公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:需要曲線と供給曲線の形状クルーグマンミクロ経済学


需要曲線と供給曲線の形状
クルーグマンミクロ経済学


上掲書134ページに、次の事例について「適切な曲線を描きなさい」という問題が掲載されています。
【問題】

  1. 心臓のバイパス手術に対する需要。
    ただし、政府がすべての患者に対して手術費用を全額支給するとする。

  2. 急を要しない美容整形手術に対する需要。
    ただし、依頼者が手術費用を全額負担するとする。

  3. レンブラントの絵の複製画の供給。
相変わらず、回答が明示されていない問題ばかり。 以下で、想定される回答を紹介しておきます。
【回答】

  1. は、上掲書17ページにある「取引の利益」のすべてを、患者が総取りするような需給曲線を描く。

  2. は、依頼者の「取引の利益」が、ゼロとなるような需給曲線を描く。

  3. は、取引対象がレンブラントの絵だけのことはあって、光と影がクロスした需給曲線を描く。
上記 a. と b. については、「税による所得の再分配」を考慮する必要がありますが、そこまでを問わない問題のようです。 レンブラントの問題は、クルーグマン教授のユーモアでしょう。 だから、ユーモアをもって返答する。 レンブラントの時代のクロスって何でしょうね。 それがヒント。 このような問題を、さらさらと即答できないようでは、従前ブログ『需給曲線のシフトと需給曲線上のシフトの違い』で紹介した「法務の蹉跌」に陥ることになる。