公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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公認会計士高田直芳:コンビニ業界に現われる収穫逓減


コンビニ業界に現われる収穫逓減

次の関連ブログでは、セブンイレブン単独で、5万店舗までは行くだろう、と述べました。
【資料1:関連ブログ】
2017年5月5日付の日本経済新聞では、「コンビニ出店鈍化、今年度、純増数半減見通し、採算重視へシフト」とありました。
出店数が鈍化しているだけであって、純減に転じたわけではありません。 セブンイレブン単独で5万店舗は行くだろう、というのは、5年後10年後の長期スパンの話。 あわてない、あわてない。
現代の管理会計論・経営分析論・原価計算制度の最大の弱点は、中期的・長期的なものを、超短期の指標で解明しようとするところにある、と私(高田直芳)は考えています。 当初計画したプロジェクトが数年後に頓挫し、減損処理を余儀なくされるのは、中長期と超短期とを混同している点に問題がある、と私は考えています。
そうした問題はおいおい取り上げるとして、コンビニ業界は、その利益率が非常に厚いビジネスであり、それは上記【資料1:関連ブログ】で説明した通り。 出店鈍化は、需要面における収穫逓減ではなく、供給面における人材不足が主たる要因です。 次の関連ブログで説明したように、需要曲線ではなく、供給曲線のシフトを見誤らないことが重要です。
【資料2:関連ブログ】
ところで、このブログでは、次に掲げる「クルーグマンミクロ経済学」や「マンキューミクロ経済学」を利用して、「ミクロ経済学のイロハ」を紹介しています。
マンキュー ミクロ経済学
N.グレゴリー マンキュー
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上掲の書籍を読んでいて、最も興味深いのは、独占と寡占の章。 市場の規模が大きくなり、成熟すると、なぜ、寡占市場になるのでしょうか。 ざっと思い浮かべただけでも、次のものがあります。
【資料3】
経済学では、寡占市場になったとき、その後の競争を「ゲームの理論」で説明します。 しかし、そもそも、なぜ、寡占市場が形成されるのか。 経済学はそこに思いが至らないようです。
実は、これと似たような自然現象を、自然界で観察することができます。 方程式を導き出してそれを解いたとき、人間界の営みも自然界の法則に従うようになるのだなと、感動した覚えがあります。
その自然法則や方程式がどのようなものであるのか、私は学者ではないので、そこまで説明して学問の発展に貢献する義務はありません。 税金を原資とした俸給・補助金助成金などは、1円ももらい受けてないですし。 タダで論文ネタを公開する、お人好しではないですから。 また、次の【関連ブログ】1. の【引用6】にあるように、人間界にはハイエナが多いので、みなさん気をつけましょう。