公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










はてなブログは、ウェブリブログのバックアップ用であり、更新には数日の遅れがあります。

はてなブログ内のリンクはすべて、ウェブリブログへ接続します。

公認会計士高田直芳:消費者余剰を理解できない企業のマーケティングは必ず失敗する


消費者余剰を理解できない企業の
マーケティングは必ず失敗する


上掲書163ページに、消費者余剰の金額を求める問題が掲載されています。
【設例】クルーグマンミクロ経済学』163ページ

レオンは、彼が10ドルまでは進んで支払ってもよいと思う(注)新しいTシャツを買いに衣料品店へ行った。

彼は気に入ったなかで、ちょうど10ドルの値札がついているのを取り上げた。

彼はレジで、そのTシャツはセール品なので半額だといわれた。

(注)原文は「思いう」になっていますが「思う」に訂正。
半額で10ドルなのだから、レオンの消費者余剰は「20ドルだろう」と考えるのは、もちろん誤り。
「5ドルではないか」と考えた人が最も多いと予想していますが、これも誤り。 ノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン教授が、「正解は5ドルだ」などと、小学校の算数で解ける問題を出すはずがない。 この設例における正解は、零ドル。 レオンに、消費者余剰は発生しません。 こういうのって、マーケティング戦略の基本でしょう。 貴社に出入りしているコンサルタントに問うてみるといい。