公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










はてなブログは、ウェブリブログのバックアップ用であり、更新には数日の遅れがあります。

はてなブログ内のリンクはすべて、BIGLOBEウェブリブログへ接続します。

公認会計士高田直芳:『ヒポクラテスの誓い』中山七里


ヒポクラテスの誓い』
中山七里


非常に面白かった。 医療関係者にとっては、「とんでも本」なのでしょうけれど。
先に読んだ『図書館戦争』も、憲法学者などからすれば「とんでも本」になります。
「あり得ない話」だとしても、まぁ、いいじゃないですか。 余暇を快適に過ごすための、エンターテインメントとして楽しめれば。
セリフの端々に、作者として必死に考えた跡があって、これが素晴らしい。

恥を掻き、己の到らなさを曝け出されても、次に繋げるために学習の機会を逃さない。そういう人間は必ず前に進める。

いったんは立ち止まったとしても、すぐにまた正しい道を目指すことができる。

中山七里『ヒポクラテスの誓い』

部下にとって一番不幸なのは、暴君のような上司に当たった時ではない。

無能な上司に当たった時でもない。

責任を取りたがらない上司に当たった時が最悪なのだ。

中山七里『ヒポクラテスの誓い』

公私混同は真琴が一番嫌う言葉の一つだった。

いい齢をした大人、特に公務員と呼ばれる大人たちが公務に私事を持ち込んでニュース沙汰になる度、顔を顰めたものだ。

公務員の給料は税金を財源としている。それなのに私事を持ち込み、あろうことか肩書きや立場を私利私欲に利用している輩が存在している。

中山七里『ヒポクラテスの誓い』
以前、年金事務所を訪れたとき、隣のブースで怒鳴り声が聞こえた。 「オレを誰だと思ってるんだ。△△県の〇〇部長を務めた男だぞ!」 退職後にも、「元〇〇出身」という肩書きを振り回すのは、公務員に共通する本性のようです。 はいはい、そうなんですか。 △△や〇〇の固有名詞は、今でも、よぉく記憶にとどめていますよ、元部長さん。
広告を非表示にする