公認会計士高田直芳 会計物理学&会計雑学講座










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会計学の源流は江戸時代の和算にあり


会計学の源流は
江戸時代の和算にあり


次の書籍を読んでいて、つくづく痛感したことがあります。 日本で語られている会計学は、江戸時代の和算の延長線上にあることを。
上掲書は、「経済数学」と謳ってはいるものの、数式はほとんど登場しません。 縦書きでもよかったのではないかな、と思えるほど。
経済学・数学・物理学に関する話題をてんこ盛りにして、圧倒的な文章量で、読む者を魅了します。
ケインズ経済学を学んだところまでで社会に出てしまった人は、先の関連ブログで紹介した『日本経済図説』が副読本として役立つでしょう。
経済学は、物理学や数学からのノウハウの流入が凄まじい。 それに引き換え、会計学は、経済学や物理学などから見向きもされない。 現代の会計学は、関孝和(1642~1708)などが展開した「和算」の流儀を受け継いでいるといえます。 他の分野から影響を受けることなく、他の分野へ影響を及ぼすこともなく。 ひたすら重箱の隅をほじくる学問体系。 古典派会計学と呼ぶに相応しい。